かむながら(随神・惟神)


かむながら・かんながら(随神・惟神)
KAMUNAGARA
in the manner of the god’s will



日本古来の信仰の根底にある「神の思し召しのままに」という考え方をあらわしており、かむながら、またはかんながらと読みます。神の御心のままで人為が加えられていない「随神」の精神を尊ぶ道が「随神の道(かんながらのみち)」、略して「神道(しんとう)」です。

ここでいう古代日本の神とは、「あるがままの自然」を意味します。
日本古来の神道では、自然界の万物に神が宿るとして敬い、畏れていました。いわゆる「八百万の神」と呼ばれる神々です。

背景の写真は、先日、宮城在住の仲間に石巻の被災地跡を案内してもらった際のものです。
自然の猛威がもたらした爪痕は未だ荒れ地のままでした。

もし仮に同じ高さの波がやってきたらひとたまりもないと知りながら、それでもただ粛々と防波堤を積み上げることしかできない人間の儚さ。私は無宗派ですが、荒ぶる神々(自然)にただ鎮まりますようにと手を合わせて祈ることしかできなかった我々の祖先の思いが少しだけわかったような気がしました。


大和ことば – 112 / 365

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