かむい(神威)


かむい(神威)
KAMUI
god’s majesty



漢字では「神威」あるいは「神居」とも。アイヌ語で「神格を持つ精霊」つまり「神」を指すことば。厳密には大和言葉とはいえないかもしれませんが、日本語の「神(かみ)」と同じ語源から派生した言葉だと考えられています。

万物すべてのものに精霊が宿っていると考えるのがアイヌ民族の世界観。その中でも人知を超えた能力を有し、人に恩恵や厄災をもたらすとされる位の高い精霊を「カムイ」と呼んだそうです。ちなみにカムイは人や動植物の姿をしており、アイヌの信仰においては人間と共存する同等の存在としてこの世に遣わされていると考えられているそうです。

これまで「神」という存在をどう捉えていいものか定まらず、なかなか書くことができなかったんですが、カムイの信仰における神の捉え方は少しヒントになったかもしれません。


やまとことば – 243 / 365

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