君子一言 快馬一鞭 禅語 禅書 書道作品


君子一言 快馬一鞭

君子の一言は快馬の一鞭の如し


2016年参院選を目前にして、東京選挙区ではもっぱら三宅洋平氏の選挙活動が話題の中心。主張の内容についての云々は割愛しますが、言葉には確かに力があるなと感じます。どこかの誰かから借りてきたような耳ざわりのいい言葉をがなり立てる候補者が多い中で、自分自身の身の丈の言葉でシンプルに語る彼の姿は異質。なんとなくブルーハーツ時代の甲本ヒロトを彷彿とさせます。

政治家だけじゃなくぼくたち一般人でも、仕事で部下を持つと「人を動かす力のある言葉」が必要になります。マネージメントのノウハウ本は山のようにありますが、あまり頭でっかちにならずに自分自身の等身大の言葉で思いを込めて伝えたほうがいいんじゃないですかね。もしかしたら部下のほうがマネージメント本をたくさん読んでた…なんてコントみたいなこともあるかもしれないし。


閑話休題。「君子の一言は快馬の一鞭の如し」は、いろんな解釈ができる言葉です。「人の上に立つ者は、一発で早馬を動かすムチのように一言で人を動かすものだ」という解釈もあれば、「人の上に立つものは一度口に出した言葉を取り消したりはしない。ムチを打たれて前進する早馬が決して後戻りしないのと同じだ」という解釈も。部下が言うことを聞かない、言っても動かないとお悩みのかたは、一度ご自身の言葉を振り返ってみるといいんじゃないでしょうか。

追記:

この言葉、「優秀なひとは一言ですべてを察し、行動に移す。駿馬がムチ一つで走りだすように。」という解釈もあります。上司がイマイチで…とお悩みのみなさん、あなたも上司から優秀な部下であるかどうかも見られていますよ。ご注意を。


禅のことば – 033 / 365

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