蜉蝣(かげろう)

かげろう(蜉蝣)
KAGEROU
mayfly


漢字で「陽炎(かげろう)」と書くと、夏場に地表近くの空気がゆらゆらとゆらめく現象。「蜉蝣」は昆虫のかげろうです。
語源は「陽炎」と同義ではないかといわれているものの、詳しくはわかっていないとか。

ギリシャ語で「1日しか存在し得ないもの」という意味の言葉に由来する「ephemera」は、使い捨てられるチラシを意味する言葉。成虫になってからの寿命が短いことから儚いモノの象徴として例えられるのは万国共通なようです。

先日、自宅の玄関先でヒラヒラと舞う薄羽蜉蝣を発見し、写真に撮ろうと試みたもののあえなく玉砕。調べてみて初めて知ったんですが、薄羽蜉蝣(うすばかげろう)と蜉蝣(かげろう)はまったく違う昆虫なんだそうです。水中で幼生時代を過ごす蜉蝣に対し、薄羽蜉蝣の幼生は砂の中で餌を捕食する蟻地獄。


大和ことば – 029 / 365

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