楓(かえで・ふう)

(かえで・ふう)
kaede – fuu

中国での意味
木の名。ふう。マンサク科の落葉高木。
中国原産で、高さ約10メートル、葉はかえでに似て、秋に紅葉する。

日本のみの意味
かえで科の落葉高木の総称。普通、もみじという。
葉は小さな手のひらの形をして、多くは霜にあうと紅葉する。



葉の形がカエルに似ていることから「蛙手(かへるて)」と呼ばれていたものが変化したのが、和語「かえで」の由来。

漢字の「楓」は、かつて「かつら」と読まれていて別の植物をさす字だったそうです。元々「楓」は中国原産の落葉高木「ふう」を表す字で、現在日本で「かえで」と呼ばれているものとは別の樹。ふうとかえでは葉が似ていてともに紅葉する樹なので、漢字が輸入された時に混同してしまったんでしょうね。

日本の「かえで」は、紅葉を代表とする植物とされているため、「もみじ」を「かえで」と言ったり、「かえで」を「もみじ」と言ったりしますが、「もみじ」は「かえで」だけをさすものではありません。

なので漢字の成り立ちは、中国の「ふう」をあらわす成り立ちになるわけですが、風を媒介にして種子が飛ぶことから「木」に「風」と書くようになったそうです。

生まれたばかりの赤ちゃんの手ってかえでの葉に似ていますね。