美玉精金定價無(みぎょくせいきんにじょうかなし)禅語 禅書 書道作品


美玉精金定價無

みぎょくせいきんにじょうかなし


いろんなことを調べるヒトがいるもんですね。真偽の程は恐ろしくて確かめたくもありませんが、国際的な闇市場で取引されている人間の臓器やパーツにも相場があるそうで。例えば、腎臓が約2,600万円、肝臓は約1,570万円、心臓が約1,200万円などなど。これを頭皮や眼球などのパーツまですべて合わせると30億円以上の価格になるとか。

また、ロンドン大学が経済学における潜在価格の指標で調査した「人間関係の金銭価値」なるものもありまして。この調査によると、月イチで友人や家族に会うときの幸福度には年間567万円の価値が、無職がもたらす不幸度には年670万円の損害が、そして健康状態が改善する幸福度には年2,700万円の価値があるんだとか。


閑話休題。美玉精金定價無とは「ほんとうに美しい宝玉には値がつけられない」という意味の禅語です。

命の尊さはお金にかえられないとよく言います。
冒頭からいきなりお金の価値に換算するお話を紹介してしまいましたが、この世に生を受けて日々生きていることがどのくらい尊くありがたいことなのか、たまには金額に換算して思い知ってみるのもいいかもしれませんね。


禅のことば – 074 / 365

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