家貧難辨素食 事忙不及草書(いえひんしてそしをべんじがたし、こといそがわしくしててそうしょにおよばず)禅語 禅書 書道作品


家貧難辨素食
事忙不及草書

いえひんしてそしをべんじがたし、こといそがわしくしててそうしょにおよばず


おかげさまで最近仕事が忙しく、なかなか夜の恵比寿にも繰り出せない日々を過ごしています。
飲みに誘ってくれる友人たちに「仕事が落ち着いたら…」と不義理をしつつ、夜な夜な仕事のために夜更かしをするという心身共に不健康な生活。よろしくないですね。

目の前に「仕事」と「遊び」の二択があった時、ココロの中では「遊び」に惹かれつつも「仕事」を選ぶのが当たり前だと思ってしまうのは勤勉と言われる日本人の遺伝子のせいでしょうか、教育のせいでしょうか。


閑話休題。「家貧難辨素食、事忙不及草書」とは、「家が貧しく粗末な食事すらままならず、多忙で走り書きの手紙も書けない」という意味の禅語です。

仕事は生きるのに必要な糧を得るための重要なタスクです。中途半端で放ったらかしにはなかなかできません。でもその結果、仕事をするために生きているみたいな人生になってしまっては本末転倒。

友人との約束よりも重要な仕事が果たしてあるのかどうか、たまにはそういうことを考えてみてもいいのかもしれませんね。


禅のことば – 107 / 365

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