一入(ひとしお)


ひとしお(一入)
HITOSHIO
especially



感慨もひとしお…なんて時に使う「ひとしお」は強調をあらわす言葉。
現代語訳するならば「より一層、ひときわ」という感じです。

語源はちょっと意外で、「染め物を染料に一度浸けること」なんだとか。一度浸けるごとに色の濃さが増してくるというところから「より一層」という意味合いで使われるようになったそうです。漢字で「一入」と書くのはそこから来てるんですね。


写真は、この夏ビーツの煮汁でサラシを染めた時のもの。
染料の色は鮮やかですが、仕上がりはなかなかこんな色には染まらず。
染め物は化学の世界なので苦手です。


大和ことば – 122 / 365

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