はゆま(駅)書道作品


はゆま(駅)
HAYUMA
station



そのむかし、中央と地方をむすぶ街道の要所に駅家(うまや)と呼ばれる施設があり、旅人のための馬が常に数頭〜数十頭繋がれていたそうです。この馬、またこの制度を「はゆま」と呼んでいました。語源は「早馬(はやうま)」と言われています。

時代は7世紀後半。大和朝廷が律令制を施行し中央集権体制の構築を進める中、情報や物資を迅速に流通させるための道路と中継地点の整備が不可欠でした。当時整備された道は幅約6〜10メートル。中継地点である駅家は約16km(30里)間隔で置かれていたそうです。旅人用の馬といっても、当時は娯楽で旅行する文化のない時代。利用するのは中央政府と地方豪族の間を行き来する使者たちでした。

ちなみに、「駅伝」も元々はこの駅制を意味することばです。
駅の字が「馬へん」なのも納得ですね。


大和ことば – 354 / 365

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