はやと(隼人)


はやと(隼人)
HAYATO
Japanese ancient ethnic group called Hayato



現在の鹿児島県にあたる薩摩、大隅地方には、古代「隼人(はやと)」と呼ばれる民族が住んでいました。日本神話に登場する 熊襲(くまそ)と同一民族だとも言われています。その名の由来は、鳥の羽で装飾した衣装をまとっていたのか、あるいは隼のように勇猛だったのか、あるいは南の方角を指す「鳥隼」という言葉から「隼」の字をあてて大和側の人間がそう呼んでいただけなのか、今となっては真偽の程はわかりません。でもいかにも強そうな名ですね。

薩摩半島一帯に住んでいた阿多隼人(薩摩隼人)、大隅半島の大隅隼人、種子島・屋久島の多褹隼人(たねはやと)、日向の日向隼人など、それぞれに習俗や骨格の違う民族で構成されていたそうです。地の利を活かして諸外国との交易も行っていたとのことなので、大和朝廷にも船団を組んで乗り込んだんじゃないでしょうか。


やまとことば – 234 / 365

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