羽衣(はごろも)


はごろも(羽衣)
HAGOROMO
robe of feathers



天女が身につけ、自由に空中を舞うといわれる羽でできた衣が「羽衣」です。

昔話の挿絵で見た天女の「羽衣」は、なにかシルクかオーガンジー風な透けるように薄く細長い布だったような記憶があるんですが、あらためて字を書いてみると確かに羽の衣ですね。と思うと、西洋でいう天使に近い姿が一瞬目に浮かびますが、羽が生えている天使と羽の衣をまとっている天女はやはり似て非なるモノ。

ちなみに日本最古の「羽衣伝説」は、近江国風土記に残されている滋賀県の余呉湖、あるいは丹後国風土記に残る京都府京丹後市を舞台にしたものだとか。羽衣伝説の舞台が水辺に近いところなのは、白鳥の姿と天女を重ねあわせているからではないかと言われているそうです。


大和ことば – 143 / 365

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