愚(ぐ・おろか)


(ぐ・おろか)
gu – oroka

おろかなこと。ばかげたこと。また、そのさま。
一人称の人代名詞。自分のことをへりくだっていう語。


心の上にある「禺」は、サルをあらわす象形文字だと言われています。字義は、人をまねようとするサルのようにおろかな気持ちと言われていますが、サルにとっては迷惑なハナシですね。

仏教には、「愚かな者が自ら愚かであることを自覚すれば、それはすなわち賢者だ」という考え方があります。自分自身や身内をへりくだって愚生、愚息、などという言い方はその価値観にルーツがあるとか。仏門の方のお名前に「愚」がよく登場するのも納得。

Webで検索してみたところ、キラキラネームの「ぐ」の字にこの「愚」をあてるケースが結構あるみたいですね。確かに「ぐ」を漢字に置き換えようと思ったら、ポピュラーな字は「愚、具」くらいしかありませんが、この「愚」に関してはしっかり意味付けて使ってあげてください。そんなに簡単な漢字じゃないですよ。