知足(ちそく)禅語 禅書 書道作品


知足

ちそく


「足るを知る」とは、すでに足りていることに気づけば幸せを感じることができるという意味の有名な禅語です。

喜びを最大限に感じることができるのは、昨日まで持っていなかったものを得たその瞬間のこと。余韻が覚め、それが当たり前になった明日からはまたさらなる喜びが欲しくなります。仏道では、そのトゥーマッチな欲こそ身を滅ぼす原因、すでに足りていることを知りなさいと諭してくれます。

例えば、必要以上に食べながら、さらに時間と労力とお金を使ってそれを消費するとか。一見すると滑稽なことを繰り返しているボクたち現代人の「満足」のリミッターはどうして壊れてしまったんですかね。
欲もヒトが生きていくため、種を残すために必要なものならゼロになるまで消してしまうことはできないはず。ならばまずは今日一日に感謝の念を込めて言葉にするくらいのことから始めてみましょうかね。 


禅のことば – 110 / 365

毎日一語、趣きのある禅語をえらんで書にしています。
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