白拈賊 禅語 禅書 書道作品 zen zenwords calligraphy


白拈賊

びゃくねんぞく


みなさんのまわりには、悩みや迷いをスッと取り去ってくれるような、そんな相談相手はいるでしょうか。

閑話休題。

碧巌録に、雪峰禅師が臨済宗の開祖、臨済禅師を「大いに白拈賊に似たり」と評するくだりが登場します。「白拈賊」とは、白昼に堂々と仕事をする盗賊のこと。臨済禅師をマヌケな泥棒に例えてるのかと思ったらそうではないようで、昼間でも人目につくことなく巧みに盗みをはたらくほど機敏な者、つまり相対しているヒトが気づかないうちにスッと迷いや煩悩を吸い取ってくれる導師だと評しているんだそうで。

そういうひとが近くにいてくれるといいですねぇ。


禅のことば – 277 / 365

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