びびる


びびる
BIBIRU
chicken out



語源は、戦で大群が移動する時に鎧がぶつかる音をあらわす擬音だそうです。

このことばが使われ始めたのは意外に古く、戦国の乱世に突入し始めた平安時代末期。「平家物語」や「源平盛衰記」によると、駿河国富士川に陣を張っていた平維盛の軍の背後を攻めようとした武田信義の軍が富士川に入った時、驚いた水鳥が一斉に飛び立ち、それを「びびる音」と勘違いした維盛の軍はパニックを起こして戦わず撤退したという逸話が残っています。

現代の「尻込みする、怖がる」という意味はそのあたりから来ているのかもしれませんね。


大和ことば – 324 / 365

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