あした(明日)


あした(明日)
ASHITA
tomorrow



現代では翌日を意味する「あした」は、古くは「朝、夜明け」という意味で使われていたそうです。「翌朝」という意味でも使われるようになったのは鎌倉時代の末。現在と同じ「明日」の意味をもつようになったのは平安末期以降なんだとか。

語源は「夜明け」の「あけ」に、奈良時代の東国方言で「時」を意味する「しだ」を合わせた「あけしだ(明時)」が転じたという説が有力。ちなみに、日本語には「明日(あす)」という言葉もありますが、これは「あさ」、あるいは「あかす」が転じたものだそうです。

これは余談ですが、朝(あした)に対して夕暮れをさす「夕べ(ゆうべ)」という言葉、なぜか現代では一日前の「昨夜」を指して使われます。日本語ってむずかしいですね。


大和ことば – 163 / 365

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