雨洗風磨 禅書 書道作品 zen zenwords calligraphy


雨洗風磨

あめにあらい、かぜにみがく


最近ではブラック企業だ何だと就労者を擁護する風潮が以前にも増して高まってますが、人生の中でがむしゃらに働く時期があったほうがいいとボクはそう思っています。それもできれば体力がある若い時に。

閑話休題。

「雨洗風磨」は、「中峰和尚行録」に登場する禅語。読んで字のごとく、激しい風雨に削られるような修行の厳しさをあらわしています。

ブラック企業というと何かと表層的な長時間労働ばかりが話題になりがちですが、それよりも経営陣ふくめ管理職が管理者としての職務を全うしていないことこそ問題視すべきじゃないかなと。いくら勤務時間を短縮しても、部下の身心の健康状態が把握できていない管理者の下ではきっと何も解決しないでしょう。D社で起こった悲劇的な自殺事件も、そうなるまで誰も気づかなかったのか、あるいは見て見ぬふりをしていたのか、彼女の部署がどんな雰囲気だったのか想像するだけでゾッとします。

先日、四半期の営業目標に惜しくも届かなかったと悔しがる後輩に激を飛ばしつつ、アタマの中ではずっとそんなことを考えていました。


禅のことば – 276 / 365

毎日一語、趣きのある禅語をえらんで書にしています。
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