あまがける(天翔る)


あまがける(天翔る)
AMAGAKERU
sail through the air



天地の 大御神たち 大和の 大国御魂 ひさかたの 天のみ空ゆ 天翔り (萬葉集)

こちらは萬葉集に登場する一節。
「あまかける、あまがける」とは、神々や魂が天高く駆け巡るようすをイメージしたことばです。

こちらも同じく萬葉集から、山上憶良の歌。

天翔り あり通ひつつ見らめども 人こそ知らね 松は知るらむ (萬葉集)

こちらは有間皇子に捧げた鎮魂歌。皇子の霊は磐代の松の上を天翔けながら見ているだろうか。人の目には見えないが松は知っていることだろう…と詠んでいます。

古の人たちは空の向こうの天に何を見ていたんでしょうか。
できることなら元気に駆け巡っていてほしいですね。

……

マエケンさん、おつかれさまでした。
しばらくゆっくり休んでください。
ご冥福をお祈りします。

2016/04/26


大和ことば – 325 / 365

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