刻 | carve 書道作品 japaneseart japanese calligraphy 書家 田川悟郎 Goroh Tagawa


kizamu : carve
336/365 : 2018/12/02


時間の概念を江戸時代くらいまで巻き戻したらもっとみんなおおらかになれるんじゃないかな、とか。そんなことをかんがえながら。


江戸の時間

江戸の時刻制度では、日の出と日没を基準とする不定時法が使われていた。日の出およそ30分前を明け六つ、日没およそ30分後を暮れ六つとし、その間を昼夜それぞれ六等分して一刻(いっとき)とした。時刻の呼び方には、十二支と数が使われる。数は九つから四つまで下がるとまた九つに戻る。時の数え方には、ほかに一刻を四等分する数え方もある。「草木も眠る丑三つ時(うしみつどき)」というのは、丑(うし)の刻(こく)の三番目の呼び方のこと。
常に日の出のおよそ30分前を明け六つ、日没のおよそ30分後を暮れ六つとしたこの不定時法では、一刻の長さが、昼と夜で、また季節によっても違ってくる。しかし、江戸の人々の生活にはそれで何の不便もなかった。人々はこうした時刻を、各地に設けられた時の鐘の音で知った。
…GAKKEN お江戸の科学より