閑不徹 太忙生 | at your own pace 書道作品 japaneseart japanese calligraphy 書家 田川悟郎 Goroh Tagawa

閑不徹
太忙生

at your own pace
300/365 : 2018/10/27


いつも忙しいひとは、すこし時間ができるとそこにまた予定をつめ込んで右往左往し、いつもヒマを持てあましているひとは時間があってもとくに何をするでもなくやっぱりヒマで。おもしろいですね。ちょうどいい加減のひとっているんでしょうか。

閑話休題。

閑不徹は徹底した静寂、太忙生はザワザワと忙しい様子。ともに禅書「雪竇語録」から抜粋したコトバです。
本来の一文はこちら。

雲在嶺頭閑不徹
水流礀下太忙生


雲はのどかにただよい、水は忙しく流れているが、どちらも無心である、というところでしょうか。

前述の忙しいかヒマか問題については、どちらにせよ妬んだり愚痴ったり凹んだりせず、ありのままであれというのが禅道におけるひとつの解なようです。


雲在嶺頭閑不徹
水流礀下太忙生


Clouds calmly float at the mountain top.
Water busily flows down the valley.

雲は峯のいただきにあってどこまでものどか、水は谷川を流れてはなはだせわしない