守人 もりびと もりゅうど まぶりっと guard 書道作品 japaneseart japanese calligraphy 書家 田川悟郎 Goroh Tagawa


守人

moribito, moriudo, maburitto : guard
201/365 : 2018/7/20


地方のご当地スーパーを散策するのが大好きです。

昔ながらの銘菓や、あたらしい特産物なら空港や鉄道駅のおみやげもの屋さんで事足りるし、もっと言うと今の御時世、東京のアンテナショップでも手にはいります。ボクが出会いたいのはそういうものではなくて、ずっとご当地のみなさんに日常的に愛されてきたご当地食材。これはスーパーや市場まで脚を運ばないと出会えません。

スーパーでもひときわ熱いのは、お惣菜、乾物、醤油、味噌、そしてソースの売り場。ざっと見渡すと、見慣れた全国区の大手メーカーの商品の間にかならず見たことのないラベルのご当地ローカル銘柄がひとつかふたつ、いぶし銀なオーラを発して並んでいます。そして、決まってそういう商品は昔ながらのあか抜けないデザインをまとい続けていて、これがまた今のデザイナーにはなかなか出せないセンスを醸し出していたりして。

新しいものには新しいものの良さが当然あるわけですが、長く愛されているものには良さを越えた迫力というか、凄味というか、信念のようなものを感じるというか。

閑話休題。

昔ながらの文化と伝統の守り手を、岩手県の遠野では「まぶりっと(守人)」と呼ぶそうです。
新しいものに挑戦するひともいれば、古いものを守るひともいて。ちゃんとバランスをとろうとしているかのように。おもしろいですね人間て。