偲 remember 書道作品 japaneseart japanese calligraphy 書家 田川悟郎 Goroh Tagawa


shinobu : remember
198/365 : 2018/7/17


先日電車の中でたまたま向かい合わせた女性が、となりのお友達にオニの形相で勤め先の上司とおもわれる男性の愚痴をぶちまけてまして。その聞くに堪えない罵詈雑言の嵐を聞きながら、もしこの女性と偶然どこかで再会したら、相手は気づいていなくてもボクの記憶なかではすでにその女性は「毒が強いひとフォルダ」に分類されてしまっていて、「お友達フォルダ」に移動するまでにはかなりの時間を要するんだろうなとか、そんな他愛もない妄想を。まぁこの大都会トーキョーでそんなことがおこる確率はほとんどないでしょうけどね。

でもよく考えてみたら、SNSで言いたいことがカンタンに言えるようになった現代では、これに近いことが起こり得るなぁとおもうわけです。ネット経由で知りあって実際に顔を合わせることになったときに、「あ、いつも毒吐いてるヒトだ」とか、「お、これがあの超暗いヒトか」みたいな。何を発現するかは本人の自由だけど、どう記憶するかは受け取り手の自由。これは気をつけねばイカンなと。

京急蒲田から京急品川までの数分間の妄想と、学びのハナシでした。


しのぶ(偲ぶ、慕ぶ)
過ぎ去ったり遠く離れたりしたことや人を、なつかしむ気持ちや賞賛・同情の気持ちをもって思い出す。追憶する。
(「しのばれる」の形で)好ましいことが自然と推測される。
目の前にある物の美しさを賞賛する。めでる。