天に抛 千利休 辞世の句 Farewell poem by Sen no Rikyu 書道作品 japaneseart japanese calligraphy 書家 田川悟郎 Goroh Tagawa


天に抛

Ten-ni nageutsu : Farewell poem by Sen no Rikyu
152/365 : 2018/6/1


秀吉に切腹を命じられ、京都の自宅にて七十歳で自刃した利休の辞世の句より。

侘び茶を完成させた茶人としての人物像とはあまりにかけ離れたやけくそ気味のこの句。かなり荒っぽく、かつ難解な内容なので現代語訳を載せるのは控えておきますが、その荒々しさたるやそのへんの戦国武将以上です。

もしかすると後世のイメージとは違って、最後まで戦国の世に生きたしたたかな商人だったのかもしれないですね。身長も180cmあったそうですし。

はたして「やってられないよ」的な諦念の気持ちで逝ったのか、はたまた「呪ってやるから覚えてろ」的な呪怨を遺して逝ったのか。この句からはどちらとも読める何かが伝わってくるような気がします。

最期の瞬間まで太閤秀吉に対する罵詈雑言をつぶやきながら自刃した利休の気持ちになって書いてみました。

利休兄、無事成仏されたんでしょうかね。


人生七十
力囲希咄
吾這寳剣
祖佛共殺
堤る我得
具足の一太刀
今此時ぞ
天に抛


… 千利休




天に抛 千利休 辞世の句 Farewell poem by Sen no Rikyu 書道作品 japaneseart japanese calligraphy 書家 田川悟郎 Goroh Tagawa

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