風林火山 孫子 第七「軍争篇」より - from The Art of War – ancient Chinese military treatise attributed to Sun Tzu. /  書道作品 japaneseart japanesecalligraphy


孫子「軍争篇」より

from The Art of War – ancient Chinese military treatise attributed to Sun Tzu
085/365 : 2018/3/26


先日、ともだちの紹介ではじめて会ったひとが、開口一番「もっとオラオラ系の格闘家みたいなデカいひとだと思ってました」と。きっと、紹介してくれたともだちが「関西弁でキンパツで一年中半パン履いててすごい酒を飲む人」的な情報提供をしたんでしょう。そこをピックアップするとたしかにそうなりますよね。間違ってはないんですけどね。

閑話休題。

武田信玄の旗印としておなじみの「風林火山」には、その先に「陰震」という続きがあるんだよ、という雑学ネタがありますが、もっというとぜんぶで13篇からなる兵法書のほんの一部でしかありません。しかも最初からとおして読むと「いかに無益な争いを避けるか」の方法についてくわしく書かれていて、戦いかたについて触れた「風林火山」のくだりだけをつまみ食いすると読み違えてしまいます。

情報とか知識って、量だけじゃなく精度と深度も大事だなぁと。
ボクもひとを紹介するときは気をつけよう。

余談ですが、機会があればぜひ「孫子」の前段を読んでみてください。
いまのビジネスでも役に立ちそうないいことが書いてありますよ。


孫子「軍争篇」より

故其疾如風
其徐如林
侵掠如火
不動如山
難知如陰
動如雷震
掠郷分衆
廓地分利
懸權而動

ゆえにその疾(はや)きこと風のごとく、その徐(しず)かなること林のごとく、侵掠すること火のごとく、動かざること山のごとく、知り難きこと陰(いん)のごとく、動くこと雷震(らいしん)のごとし。郷(きょう)を掠(かす)むるには衆を分かち、地を廓(ひろ)むるには利を分かち、権を懸(か)けて動く。